競馬情報なんかを集めていると「馬場が重い」とか「良馬場」とかよく聞きませんか?
「そんなのレースに影響するの?馬場なんてちゃんと考えて買ったことないよ。オカルトでしょオカルト。」と思っている方もおられるかと思います。
結論から言うと馬場はレースに影響します。予想において無視していいファクターではないと考えています。
当記事で馬場がレースにどのように影響するか、馬場をどう予想に使ったらいいかをわかっていただけるかと思います。
私も馬場を予想に組み込んで成績が上昇した一人です。
ちゃんと気にしましょうね。
- 馬場を軽視してはいけません
- 馬場によるレースへの影響
- 馬場を予想にどう使う?
スポンサードリンク
目次
馬場とはなにか
「馬場とはなにか?」
って聞かれると思ったより言葉が出てきません。当たり前すぎて。
馬場状態(ばばじょうたい)とは競馬の競走を行うコース(本馬場)の状態を示す言葉である。
このくらいの説明ですよね。
日本の競馬は以下の4つの馬場状態で表されます。
- 良
- 稍重(ややおも)
- 重
- 不良
稍重(ややおも)って最初読めませんよね。最初は「さやおも」って読んでました。
どのような分け方をしているかと言うと、含水率というものが関係してきます。
雨降れば降るほど馬場状態は不良へと近づいていくってことです。
以下の画像は馬場状態と含水率の関係を表した画像です。

これら馬場状態を競馬では「馬場」の一言で表したりします。レース当日の馬場がどのような状況であるかは当日のnetkeibaでもわかるし、グリーンチャンネルなんかでもアナウンスしてくれるのでチェックしておきましょう。
【競馬予想ファクター】休み明けをプラスにする「外厩」は予想のメインとなり得るか?
スポンサードリンク
馬場が変わると何が変わるのか
馬場が変わるとレースの何が変わるのか。
私は「展開もレース傾向も勝ち馬も変わる」と思っています。
レースそのものがガラッと変わると思ってもらっていいです。
良と不良を比較すれば同じ決着になることはないのではないでしょうかね。
そして馬場による特徴で大事なものといえば
「芝が重馬場の場合はタイムが遅くなり、ダートが重馬場の場合はタイムが早くなる」というちょっとややこしいところ。
なんだか粒子とかの話になるみたいなのでここでは「芝重馬場:タイム遅・ダ重馬場:タイム早」と覚えていただいたらいいかと。
馬場の得意不得意の話
馬場によってその馬の得意不得意がもちろんあるわけです。
芝良馬場の硬い高速馬場が得意な馬もいますし、雨が降って柔らかくなった馬場のほうが得意な馬もいるのです。
最近だと「道悪ならクリンチャー」なんてちょこっとだけ言われたりしていましたね。
馬場によってスタミナなんかも必要とされたりします。
芝は馬場が重くなれば重くなるほどスタミナが要求されますし、ダートは逆を要求されます(不良だと少し話は変わってくるのですが)。
馬によってどの馬場が得意であるかという情報は過去走の成績を見るなり馬柱を眺めるなり、データベースを参照するしかないので、そこそこ大変な作業です。
レースの傾向どころかその馬の得意不得意を予想に組み込むと時間がいくらあっても足りません。
でもそこからあなただけの予想が見つかるかもしれませんので、馬柱なんかを眺めてみるのもいいかもしれませんね。
スポンサードリンク
馬場を予想に組み込むには
これは私なりの馬場を使った予想方法になりますので、あくまで参考としてください。
大枠の展開予想に繋がる考え方です。
これは過去のレース傾向を用いた考え方となります。
- 予想レースのコース&馬場
- その馬場の過去のレースでの決まり手はなにか
- その馬場の過去のレースでの位置取りはどうか
コース毎のレース傾向なんかは予想に組み込んでいる方は多いかと思います。
東京芝1600では前残りが勝ちやすいようだ
↓
東京芝1600の良馬場では前残りが勝ちやすいようだ
という考え方にします。
過去のレース傾向を見たとき、良馬場と重馬場で傾向が違うケースがほとんどです。
このくらいの大雑把な馬場を使った展開予想を使って大まかなレース傾向を調べます。
そこから各馬の能力や脚質・位置取りなんかを比較して馬券購入という形ですかね。
大半のデータは良馬場なのですが、重馬場や不良馬場のときは穴馬チャンスです。分析してみるのもいいと思いますよ。
使える競馬予想ファクターをご紹介。使うファクターは多すぎてもダメ
まとめ
- 馬場は予想する上で気にしたほうが良いファクターである
- 芝重馬場:タイム遅・ダ重馬場:タイム早
- コース傾向に馬場を組み込むと予想精度UP!
「馬場」は今使っている予想の精度を簡単に上げることが出来る便利なファクターだと考えます。
馬一頭一頭がその馬場が得意かなんて調べるのは時間的にちょっと現実的ではないかもしれませんが、そのコースの馬場による傾向を調べるのはそんなに手間ではありませんよね。
当記事の内容があなたの予想の手助けになれば幸いです。