花粉症の市販薬は保険適応外になるというニュースが話題に。強い薬はセーフかも

花粉症の薬が保険適応から外れるというニュースが話題です。

花粉症薬、保険適用外に=医療費600億円削減-健保連提言

  • 毎年花粉症の季節になるとティッシュを持ち歩くのが欠かせない
  • 花粉症が重すぎて市販の薬では効かない
  • 花粉症の人を舐め過ぎでは?

とSNS界隈でも大騒ぎです。

ただでさえ毎年花粉症が辛いのになんでこんな追い打ちをかけるようなことをするんだ」とブチギレている人も多いですが、安心してください。そこまで財布を痛めるようなことにはならないはずです。

この界隈のことについては仕事上多少の知識があるため、今回はこのニュースについて解説していきます。

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「花粉症薬が保険適応外」の経緯

このニュースタイトルを見て憤りを感じた花粉症の人は多いと思います。実際ニュースのタイトルだけ見ると薬代ですごく損する印象を受けますものね。

花粉症薬が保険適応外」という話が出た経緯ですが、シンプルに言えば「医療費削減のため」これに尽きます。

2017年度の医療費は42兆円。日本において高齢者は今後も増えていく一方であるため、2040年には66兆円にまでなると言われています。

そうなるともはや医療保険の維持は不可能であり、どこか削れるところは削らないといけないわけです。

そこで今回白羽の矢が立ったのが花粉症の薬。

花粉症の薬は市販薬の種類が充実しており、第一類医薬品を含むアレグラ・アレジオンといった薬がドラッグストアで手に入る今、公的医療保険を使って花粉症薬を処方する必要はないだろう、という判断なのでしょう。

花粉症の人には厳しいニュースですね。

今までの自己負担とこれからの自己負担

医療費の自己負担は今の所3割、これは変わるという話はありません。

病院で受けた初診料・検査料など診療行為については変わらず。

今の所健保連が出している案の一つが花粉症の薬の患者全額負担ということです。

わかりやすく1錠100円の花粉症薬を90錠処方してもらったとすると、今までのあなたの自己負担は100×12×0.3で360円。これが1200円まるまる自己負担になるイメージです。実際の薬価はこんなに高くないですが。

実際は病院にかかると初診料・再診料・検査料など診療行為に対するお金もかかるので、ドラッグストアで薬を買うのとトントンくらいにはなると思います。花粉症だけで病院にかかった場合です。

解説:医療費の自己負担

医療費は基本患者が3割負担、70歳以上低所得者が2割負担、75歳以上低所得者が1割負担となります。

医療費が増加している原因はまさに高齢化が原因であり、国の負担が大きくなっているのが大きな原因です。

あまり気にしていない方も多いかもしれませんが、病院に行ったときに払うお金、あれは受診したあなたにかかった医療費の3割だけを支払っているわけです。

保険適応外になるのは「市販薬」のみ

結論から言うと、健保連の提案では「市販薬」と同一薬効の花粉症薬については全額自己負担にしよう、ということらしいです。

セルフメディケーション推進の意味もあるのかもしれませんが、一般的な花粉症の薬はドラッグストアで買えるよね、ということです。

処方箋を出してもらって薬局で貰えるものとドラッグストアで購入できるものは同じものも多いです。(ロキソニンなんかが代表的)

市販薬よりももっと強い成分を持つ花粉症薬で、ドラッグストアで購入できない成分のものについては今までどおり保険適応となる予定です。

なので「ドラッグストアで買える薬では私の花粉症には効果がないんだよ!」って方は安心していただきたい。そこまでひどい医療費削減案ではないようです。

解説:セルフメディケーション

自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること

軽度な疾患であれば自分で調べて薬を購入し手当しましょうねという取り組みのことです。

病院の混雑回避、医療費の増加を防ぐという目論見があります。

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おわりに

花粉症薬の薬が保険適応外になる、というニュースタイトルを見たときには私もびっくりしました。

そんなわけない、とニュースをちゃんと読んだらまあなんとなく想像通りの内容だったという感じ。

医療費削減が目的ならもっと他に削れるところはあるとは思うんですが、どの病気にも苦しんでいる人は多いので難しいところですね。

というわけで今回は以上です。気になったニュースを取り上げてみました。

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それでは、また。

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