馬主を夢見る人って多いと思います。私もなってみたい。
競馬予想の上では馬主ってあまり気にするところではないのかもしれません。馬主って何?って人は流石に少ないとは思いますが。
よく見る馬主から少頭数だけを扱う個人馬主まで、馬主ってたくさんいます。
ものすごく大金持ちの個人馬主から、法人として馬をレースに出して収益を得ている会社、一口馬主もあるので馬主っていうのは身近になってきたのかもしれません。
当記事では馬主について解説していきます。
当記事を読んでいただければ馬主とは何なのか、馬主になるにはどうすれば良いのか等、馬主に関する基本的な知識がわかっていただけるかと思います。
それでは、どうぞ。
- 馬主とは
- 馬主になるには
- 勝率の高い馬主もいる
自分の競馬予想スタイルが数年でコロコロ変わっていった話。自分の予想スタイルを信じよう。
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目次
馬主とは
馬主って聞いてピンとこない人はまあいないのではないかと。一言で表せます。
「競走馬のオーナー」です。
ただお金がめちゃくちゃかかります。想像以上にかかります。世の競馬好きが全員馬主になれるわけではないくらいかかります。
どのくらいお金がかかるのかはコチラの記事が参考になりました。
- 競走馬購入代金(ピンキリ)
- 厩舎委託料
が主な出費。レース獲得賞金は8割馬主に入ってくるとはいっても、勝ち進む馬は一握りです。
そんな中で勝ち進む馬を購入できるか?はやはり運の要素もあるでしょう。馬券買うよりギャンブルなのではないですかね。
しかし、ただ馬を持っている人という肩書だけではなくて、それなりの特権はあります。
競馬場には馬主席が用意されていますし、賞金はほとんど馬主のもの。大きいレースを勝てば口取りで豪華な写真を取ることもできます。
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馬主になるには
馬主になるために必要なもの。それは「馬への愛」と「とにかくお金」です。
正直お金さえあれば馬主になることはできます。
馬主は3種類に分かれます。
- 個人馬主
- 組合馬主
- 法人馬主
の3種類。
本当は馬主の登録の仕方的にはこの3つ。JRA公式の馬主情報に記載のある通りです。
個人馬主
1.日本中央競馬会競馬施行規程第7条第1号~第13号に定める事項のいずれにも該当しないこと。
2.今後も継続的に得られる見込みのある所得金額(収入金額ではありません)が、過去2か年いずれも1,700万円以上あること。
注釈: 所得金額には、一時的な所得および競馬に関する所得(地方競馬賞金等)は含みません。
3.継続的に保有する資産の額が7,500万円以上あること。
要するにお金持ちであれ!っていうこと。
馬の維持費をきちんと払えるという証明であります。馬に対する責任もありますし、維持費をちゃんと払えるというのは本当に大事なことですからね。
個人馬主には芸能人として有名な方もたくさんいます。一部だけご紹介します。
- 北島三郎(キタサンブラック)
- Dr.コパ(コパノキッキング)
- 佐々木主浩(シュヴァルグラン)
今でも活躍中の超有名所芸能人馬主はこのあたり。もっともっとたくさんいます。
みなさんお金持ちなんですねぇ
法人馬主
いろいろと細かい要件は無視して説明すると、競馬事業を目的とする法人を馬主として登録した場合法人馬主となります。
馬主名が会社っぽいもの(~レーシング・~ホールディングス等)は法人馬主であることが多いです。個人馬主なら馬主名は個人の名前になりますし。
会社として運用するので所有馬の数は多くなる傾向にあります。
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勝率の高い馬主っているの?
実際馬主情報って競馬予想に使えるのか?という話なんですが、一応予想の参考にはできます。
なぜなら馬主にもリーディングがあるから。よく勝つ馬主っていうのはひと目で分かるようになっています。
以下2019年の馬主リーディング(獲得賞金順)です。
- サンデーレーシング
- キャロットファーム
- シルクレーシング
- 社台レースホース
- ゴドルフィン
- 金子真人ホールディングス
- 松本好雄
- ダノックス
- サラブレッドクラブ・ラフィアン
- 東京ホースレーシング
やはり出走数が多く社台グループと密接な関係がある上位4つはしょうがない。そして個人馬主で食い込んでるお方が一人。
営利目的で馬主をやっているところはやはり強いんですね。出走数も全然違います。
そのなかで「メイショウ」で有名な松本好雄氏がダノックスや東京ホースレーシングをさしおいて7位というのはものすごいことですね。
ちなみに11位には「アドマイヤ」で有名な今は亡き吉田勝己氏がランクインしています。
予想において馬の取捨選択に迷ったら、リーディングを確認してみても良いのかもしれませんね。
また、リーディングだけではわからない強さもあります。
馬主リーディングはあくまでも「収得賞金順」。勝率・連対率・複勝率だとまた違う話。
少数精鋭で素晴らしい馬持っている馬主もいるわけです。
例えば勝率で言えばリーディング1位のサンデーレーシングよりもダノックスのほうが上ですし、複勝率で言えば野田みづき氏が40%超えと好成績です。
GⅠ等大きいレースを勝つとリーディング上位になりやすいですが、勝率になるとまた別だよという話。
みなさんもこの辺分析してみると思わぬ穴が見つかるかもしれません。
なんだか冠名「ミッキー」の競走馬が大活躍しているので調べてみたよ
まとめ
いろいろ書いていて思った。やはり私も馬主になりたい。
でもやはり難しいですよね。まず貧乏人ですし。私の夢のひとつです。
そう考えると当記事で一部触れた一口馬主っていうのは多くの人の夢を叶えてくれる最高のシステムですよね。別の競馬の楽しみ方ができそう。
収益を求めるのは大変そうですけれどもね。