HUNTER×HUNTER念能力考察「死亡遊戯〜ダツDEダーツ」ダーツ大好き人間からみて

どうも、ガトヲです。

ハンターハンターがこの世で一番好きな漫画です。ハンター好きなら良くわかると思うんですが、念能力ってよくできてますよね。

能力バトルものは数あれど、「強すぎる能力にはそれなりのリスクがある」というバランス取る感じが好きです。どんなに強い能力でもそこそこ弱点はありますし。

そんな念能力のうちの1つ「死亡遊戯〜ダツDEダーツ」(以下ダツダーツ)は条件さえ満たせば無敵に近い念能力ですね。

そんなダツダーツをダーツ大好き人間の目線から考察したいと思います。

ラジオでも話しているのでぜひこちらもどうぞ!

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目次

ダツダーツの概要

漫画より

妹が念で作ったバッジを敵の体に付着することで発動する。この時点で敵の体は兄が念で作ったダーツゲームとリンクする。ちなみにバッジはゲームが終わるまではオロソ兄弟でさえ解除できない。兄のダーツが的に当たると敵は念魚の攻撃を受ける。この攻撃を回避する方法はない。なぜならば念魚は敵の体に触れるまでは「全く存在しない」からである。故に感じることも避けることも不可能なのだ。

ここまで見ると無敵の能力。しかし続きがあります。

漫画より

もちろん彼らは相応のリスクを負っている。発動さえすれば無敵そのかわりに

ゲームを決めるための最後の一投を兄がミスしてしまった場合、それまでに相手に与えてきたダメージがすべて2人に跳ね返る!!!

最後の一文はダーツやってる人から見たらすごく恐ろしいリスクですな。

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ダツダーツのリスクを考える

ダツダーツは発動したら無敵ではありますが、それと同等のリスクが作中で多く語られています。そこを考えていきたい。

二人で発動する念能力である。

あまりにも強すぎる能力であるため、二人でないと発動できないのでしょう。

GI編におけるボマーも「カウントダウン」を使うには三人で協力しないと発動できませんでした。

GI自体も複数人で制御しているからこそ発動できている念能力であると考えられます。おそらく、ハンターハンターの世界には複数人で発動する念能力が少なからず存在しているのでしょう。

念能力の系統としては難しいですが、放出系と具現化系の複合系統と考えます。

ダーツゲームとダーツ:具現化

念魚を遠隔で敵に刺す:放出系

念の系統図から考えると放出系と具現化系は対極に位置しているため、二人での発動が必要なのだと考えます。

バッジを敵の体に付ける必要がある。

戦闘を前提に考えた場合、戦闘中にオロソ兄弟が的にバッジをつけるのはほぼ不可能です。なので誰かに協力してもらって付ける必要があります。

バッジを付けるという行為そのものが難しいため制約の一つとなっているのでしょう。

「ゲームを決めるための最後の一投を兄がミスしてしまった場合、それまでに相手に与えてきたダメージがすべて2人に跳ね返る!!!」

これが最大のリスクでしょうね。発動まではなんとかなるかなといった感じでしたが、最後の一投をミスせず決めるというのは相当にむずかしいものです。

ここに関しては更に下で語りたいと思います。

ここまではダツダーツの解説。ここからは漫画からわかるダーツ面に関しての話です。

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ダーツのお話

漫画内で使われているダーツ台ですが、説明でダーツゲームと言っていること、また絵からもソフトダーツであると考えられます。

501との説明があったのでスティールダーツと勘違いしている方も多いかもしれません。

ソフトダーツである以上、スティールダーツよりも的や点数の大きさは大きいわけですから、難易度は少しだけ低いかもしれませんね。

しかしながらダブルアウト(最後の1投は大外の枠で締める)をバーストしたらいけないというのは相当重い制約だと思いますけどね。

ルールとしてはゼロワンの501・ダブルイン・ダブルアウト・セパレートブルといったところでしょうか。

最後の一投をバーストしなければ平気なのか?

ゲームを決めるための最後の一投を兄がミスしてしまった場合、それまでに相手に与えてきたダメージがすべて2人に跳ね返る!!!」とあります。

バースト(バスト)」とは「残り点数を超えて点数を獲得すること」です。

簡単に言えば10点残っていたら11点取ったらアウトということです。

バーストしなければ大丈夫な可能性がありますね。最後の作中最後の残り点数は40点でしたので、オロソ兄の実力から考えてバーストするとは考えづらいです。

しかし妹の「信じてるわ兄さん」といったようなセリフから考えて、上がり目が出たら一投で上がらなければいけないという制約なのかもしれませんね。

ダブルインルールは制約か?

ゼロワンのルールの一つにダブルインというものがあります。

その名の通り最初の一投は大外のダブル枠から始めなければならないということ。

作中オロソ兄弟がダブルイン(右手甲4のダブル)で始めています。これは制約なのかそれともオロソ兄弟の舐めプレイなのか判断がつかないところ。

ダブルインで始めるにしても大抵は20のダブルや狙いやすい16のダブルを狙うものです。

4のダブルを狙うのは舐めプレイに他なりません。(もしかしたら18のダブルを狙っていてミスショットで4のダブルになってしまった可能性はあります。)

高得点を狙っていかないのはなぜか?

ゼロワン501は早く上がることを競うゲームです。なので狙う点数は基本的に20のトリプル・ブルになるはずです。

ブルをメインに狙っていないのはセパレートブルだから、で説明がつきます。

20トリプルを狙わない理由を考えてみたのですが、これも制約によるものではないかなと思っています。

20トリプルは体の部位でいうと喉に当たります。喉に何度もダーツを差したら死んでしまいますね。

このダツダーツという念能力はゲーム中に殺してはいけないのではないでしょうか。

そうすれば肩や足、耳などを狙っていた説明も付きます(単純になぶり殺すためにバラッバラな部位を狙っていた可能性も否めませんが)。

なので高得点である体の中心20のラインは狙っていなかったのだと思います。

最後に

長々と念能力について語ってしまいました。ハンターハンターに関することだと迷わず書けました。

ダツダーツは単行本23巻に登場します。ぜひ読んでみてください。

おそらくHUNTER×HUNTERから名付けしたであろうものまとめ

2019年1月20日

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