どうも競馬大好きガトヲです。
グリーンチャンネルかなんかで「生産は安平のノーザンファームです。」みたいな言葉聞いたことないですか?
生産とは生産牧場のことを指しています。
生産牧場とはなにか、生産牧場がレースに与える影響なんてあるのか、なんてのを知っておくとより競馬が楽しくなります。知っておいて損はないですよ。
競馬って生産からレースまでの流れを見てみると結構面白いです。馬のストーリーがなんとなく分かる感じがします。
当記事を読んでいただければ生産牧場について最低限のことは知っていただけると思いますので是非どうぞ。
- 生産牧場ってなに?
- 生産牧場によって違いってあるの?
- 強い生産牧場ってどこ?
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目次
生産牧場ってなに?
競馬やってても生産牧場を気にしたことはない人は結構多いんじゃないでしょうか?
生産を気にしたことがない人でも「ノーザン」「社台」なんて言葉は聞いたことあると思うんです。
速く走ることを目的に生まれるサラブレッド。その血統の歴史は300年以上受け継がれています。
生産牧場は、サラブレッドの血統の根幹となる「繁殖」を中心に行う牧場です。
母馬となる牝馬を飼養管理し、種付け、妊娠、出産を経て、生まれた子馬が離乳するまで愛情を持って育て、次の育成牧場へと旅立たせる役割を担います。
サラブレッドの生産を生業とし、馬主へ売却することを目的とする牧場のことです。
生産牧場からの流れ
ものすごくコンパクトに大まかに説明するとこんな流れ。
生産牧場(育成牧場)
↓買う
馬主
↓預ける
厩舎
↓調教
レース
1歳くらいまでは生産牧場(育成牧場)で育成されます。
セレクトセールに出された後馬主が購入。競り落とされたら馬主の所有となります。
馬主の所有となると言っても、馬主個人でレースまでしつけ・調教をしている人はいないと思います。
そこで調教師の出番です。
馬主は調教師に委託料を支払って厩舎へ預けます。
そこで調教をした後、レースへの出走となるわけです。
生産牧場からレースまでの流れはものすごく大まかにこんなかんじ。
この図の一番最初が生産牧場なわけです。
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生産牧場による違いってあるのか
あります。
生産牧場とひとくくりにしていますが、実はJRAへ馬を輩出している生産牧場は2019年だけで800を超える数があります。
数の大小もありますし、馬の強さも異なります。それは優秀な馬の種付けを行えるかというところも関係してきます。
代表的な生産者をリーディング順に挙げますと
- ノーザンファーム
- 社台ファーム
- 社台コーポレーション白老ファーム
- ダーレー・ジャパン・ファーム
- 下河辺牧場
- 三島牧場
- ノースヒルズ
- ケイアイファーム
- ビッグレッドファーム
- 追分ファーム
こんな感じ。
グリーンチャンネルで中央競馬中継を観ていたらなんとなく聞いたことがあるのではないでしょうか。
中でもノーザンファーム生産の馬の強さは圧倒的であり、2019年で1着数は2位の社台ファームとダブルスコア。
2019年だけで重賞63勝ととんでもない成績であります。(リーディング2位の社台ファームで7勝)
出走数が多いとはいえ、勝ちすぎな印象。
ちなみにリーディング上位3つとも社台グループです。
社台グループが強い理由は
- 賞金を更に設備に投資
- 所有種牡馬が非常に優秀
といったところがある模様。
まさに日本一の競走馬生産集団であります。日本の競馬は社台グループが回しているのでしょう。
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おわりに
私も拙い知識ではありますが、少しは生産牧場について興味を持っていただけたでしょうか。
要するに生産牧場を知るポイントとしては
- サラブレッドの生産を生業とし、馬主へ売却することを目的とする牧場
- 社台グループ生産の馬は結構勝つよ
ってあたりですかね。細かく見ていったら血統の話とか調べると面白いと思います。
あなたの選んだその馬がどこで生産されたのかという情報は、競馬新聞にもnetkeibaにも必ず乗っている情報だと思います。
買う前にどこで生産されたのか、確認してみるのもまた競馬を面白くしてくれるのではないでしょうか。