時代に殺されたガラケー男、シャルナーク

念能力をクロロに預けている状態で34巻にて惜しくも殺されてしまった幻影旅団の人気キャラ、シャルナーク。

シャルナークの死亡は最初から決まっていたことなのか、それともガラケーがほぼ死滅した現代の流れによるものなのか。

真相は冨樫先生の中にしかありません。

ガラケーはこのキャラクターの根幹に関わってくる本当に大事なアイテムです。ガラケーがなければシャルナークはシャルナークではないのです。

シャルナークの念能力初登場時はガラケー時代まっただ中であり、休載を重ね長年連載しているうちにスマートフォンの時代になってしまいました。

今回はシャルナークを軸にハンターハンターの歴史を振り返っていきたいと思います。

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目次

シャルナーク基本情報

  • 名前:シャルナーク=リュウセイ
  • 出身:流星街
  • 幻影旅団初期メンバーの一人
  • 操作系能力者
  • 念能力:携帯する他人の運命(ブラックボイス)

シャルの念能力は自作のガラケーのアンテナを対象に刺すと操れるというもの。

昔は携帯電話にアンテナがついていたんですよ。皆さん知っていましたか?末期にはほとんどのガラケーから無くなっていましたが。

スマホの時代にシャルが初登場していたらどんな能力になっていたんでしょうね。

操作系なので自作のガラケーが無くなったり壊れたらおしまい。フィンクスに投げられたりしていましたけど。

携帯電話のボタンだけで人みたいな複雑なもの操れるのか?

という疑問もありましたが、念能力は何でもアリっちゃアリなので深く考えないようにしました。

知識面からも幻影旅団を支える頭脳派であり、ウヴォーの体内に入ったヒルの排出方法を教えたりGIが現実世界にあると見抜いたり大活躍。

亡くなってしまったのが非常に惜しいキャラでした。

シャルと念の初登場

シャルナークの念能力初登場はヨークシン編の11巻

どのくらい強いのかというとォ〜
このくらイ!イ!イ!ーーーー!!!!

ウヴォーさん聞こえますか?
オレ達から貴方への鎮魂曲です

のところです。

ハンターハンター11巻より

この11巻が出たのが2001年

スマホ時代に移り変わり始めたのが2009年くらいなので、ガラケー最盛期に生まれた念能力こそがブラックボイスなのです。

ブラックボイスを使った本格的な戦闘が見られるのは蟻編の22巻

同じ操作系の蟻に見事に勝利していました。このときは2005年なのでまだガラケー時代です。まだまだシャルの活躍はあると思っていました。

シャルの最期

クロロとの待ち合わせの電話が終わった瞬間にヒソカに殺されてしまいました。

その段階ではブラックボイスはクロロが持っているため、ガラケーではなくスマホで電話をしています。

ハンターハンター34巻より

最後にブラックボイスを使ったのはクロロでした。

シャルがスマホを使うようになったらいよいよ終わりです。

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ハンター世界の携帯電話

ハンターハンターでは携帯電話での会話がよく見られます。

というのもプロハンター電波系三種の神器というものがあってですね

  • 携帯電話
  • ホームコード
  • 電脳ネット

というものがハンター試験直後に言われていました。

ホームコードと電脳ネットはほとんど出てきていませんけどね。時代とともに消え去りました。

携帯電話は利便性からかかなりの頻度で登場します。

ゴンとキルアがレオリオおすすめの携帯電話を買う、なんて回もあるくらいですから。

ハンターハンターを代表する携帯電話といえばビートル07型です。地味にスマホケースも販売されていました。

ビートル07型はかなりの機能が搭載されていたようですが、実際にその機能が使われることはありませんでしたね。

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ガラケーだから殺されてしまった説

現代がスマートフォンに移り変わっていくと同時に、ハンター世界の携帯電話もいつのまにかスマホに変わっていました。

レオリオはあんなにビートル07型を推していたのに・・・

ハンターハンター31巻より

レオリオですらスマホに。

ここまでみんなスマホだと、ハンターハンターの話の中で何かスマホが大事な鍵を握ってくる可能性も否めないです。

そうなるとガラケー必須のシャルは邪魔になってしまうのかな?流石に話が飛躍し過ぎな気もしますが。

シャルナークはガラケーだから殺された、なんてよく言われますが、シャルも普通にスマホ使っていたので多分関係ない。

幻影旅団がこれから死んでいく流れの中の一つとして普通にシャルが殺されただけかもしれない。

答えは冨樫先生の中にしかないでしょう。

念能力の特性上、スマホができたからってスマホの能力に変えよ!ってのは難しい話。

シャルの念能力は自作の携帯電話のアンテナを刺すと相手を操作できる能力なので、シャルが自作のスマホを作って使い込んだら念能力として成立していたかもしれないですね。

まとめ:シャルが死んだの悲しい

ハンターハンターってそこそこ有名なキャラがスッと死んだりします。

久々登場のポックルが死んだときはショックでした。

長い休載明けでヒソカVSクロロ戦で盛り上がった後に、スッとシャルとコルトピが殺されてなんとも言えない気持ちでしたね。

シャルが死ぬのは最初から決まっていたことなんだろうなと思いつつ、もしかしてガラケーだからなのか?なんてことも考えたり。
実際のところは最初から決まっていたことなんでしょうけど。

これから旅団初期メンバーがもっと死んでいくんだろうなぁと思うと、旅団好きとしては悲しいところです。

というわけで、今回は以上です。

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それでは、また。

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