「ネット端末遺伝子を持つ人間を探している」
ネット端末遺伝子を探して途方もない旅をしているキリイが、東亜重工での戦い後手にしたセウの遺伝子情報。
この後キリイとシボはこの遺伝子情報を調べる旅に出るわけです。
結果的にセウの遺伝子情報は「ある程度正常な遺伝子情報」としてネットスフィアに接続できました。
しかしこの遺伝子情報、もしかしてネット端末遺伝子だったんじゃないかって話。
セウは正常なネット端末遺伝子を持ってた説を考えたいと思います。
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目次
セウとは何者
- メンサーブといちゃいちゃ
- 人間
- 初登場○巻
- 感染のない遺伝子を持つ
- 東亜重工で頑張ってます
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BLAME!より引用
東亜重工での話を東亜重工編とするなら、間違いなく東亜重工編の最重要キャラです。
騎士のような見た目で武器は剣、珪素生物と剣で戦えるほどの武力を持ちます。
人間なのでダメージを受けた際は望んだものをなんでも生成できる装置によって修理されますが、副作用として物忘れがひどくなっていきます。
ネット端末遺伝子ってなに?
この物語の重要なファクターであり、キリイの最終目標。
- ネット端末遺伝子を持つ人間はネットスフィアへ接続できる
- ネット端末遺伝子を持たない人間はセーフガードに攻撃される
- 珪素生物のせいで遺伝子を狂わせる感染症が発症(3000年前)
- ネット端末遺伝子を持つ人間がいなくなる
- ネットスフィアに接続できる人間はBLAME!時点でいない
- よって全員セーフガードの敵
- カオスな世界の出来上がり
統治局は「現在ネットスフィアにアクセスしてくるものはいない」と言っていることから、ネット端末遺伝子を持っているものがいない
もしくはネット端末遺伝子を持っていてもネットスフィアの存在を知らない
という可能性があります。
セウなんかは東亜重工内で外界と隔絶されていることによって遺伝子の感染なし、ネットスフィアの存在を知らない可能性は十分あります。
珪素生物の誕生に関わる話にもなるので、NOISEを読むことをおすすめします。
読んでもよくわからない部分がかなりありますけど。
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疑問:ネット端末遺伝子あったら統治局が接触してるでしょ
東亜重工は隔絶された空間であり、ネットスフィアと不可侵条約を結んでいる。
セーフガードが入れない→統治局も干渉できないということだと思います。
最終的に不可侵条約は一方的に破棄しますが、その際にやっと統治局の代理構成体が東亜重工内に出現しましたしね。
メンサーブがずっとセウを隠していたとしたら、あり得る話。
でもそうなると、正常なネット端末遺伝子を持っているけど接続の仕方がわからないという存在を容認することになるのでいろいろ話が変わってくるんだよなぁ・・
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疑問:ネット端末遺伝子じゃなくて感染のない正常な遺伝子って話じゃないの?
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BLAME!より引用
セウの遺伝子情報を使ってダフィネルが非公式階層よりネットスフィアに接続したことから、セウの遺伝子は感染のない正常な遺伝子であることは確定。
でも本編でわかることはそこまでで、ネット端末遺伝子であるかどうかは言及されていないわけです!
非公式階層から「ネット端末遺伝子」によって接続された可能性は捨てきれない。
キリイたちも遺伝子情報を調べる施設を探していましたが結局自分たちで調べることはできなかったので真相は不明であります。
仮に一話の少年の感染前の遺伝子情報があったら非公式階層からネットスフィアへアクセスできたと思われます。
BLAME!が読めるところ
BLAMEってのは考察してもしきれないくらい謎が多い作品、弐瓶勉作品のなかでも人気のある作品です。は何度も読んで味が出る作品。この機会にもう一度読んでみるのはいかがでしょうか。
